オリーブがある狭山市大字上赤坂の周辺地域の特色や文化・お祭りなどをご紹介します。
狭山市の里芋の産地です。施設の前には里芋畑が広がっています。
当日は、地元協力団体によるステージ発表や模擬店・民踊流しなど、たくさんの人で賑わいます。
狭山市民文化祭は市民文化・芸術活動の発表の場と文化活動に触れる機会を提供し、市民相互の交流・親睦を図ることを目的としており、
オリーブからも作品を展示させていただいています。
上赤坂の獅子舞は一人立ち3頭のササラ獅子舞で、牡獅子2頭(牡・太夫)、牝獅子1頭、山の神(天狗)1名、ササラッ子4名、
笛若干名、唄若干名、法螺貝1名、つゆ払い2名で構成されています。踊りは前庭と後庭があり、前庭には竿掛け、後庭には花吸いなどがあります。
上赤坂獅子舞の起源は不明ですが、入間川(八幡神社)鹿子舞と同系統といわれており、古い太鼓の裏には『安永二年(1773)九月修理』と記録があることから、それ以前より存在していたものとみられます。
かつて、上赤坂地区(旧上赤坂村)には神明神社があり、毎年秋の祭礼には、村内安全・五穀豊穣・悪疫退散を願って、獅子舞が奉納されていました。
しかし、明治41年に神明神社が堀兼神社に合祀されてからは、神明神社跡から堀兼神社まで道中し、獅子舞を奉納していましたが、3年間のみでその後は中断していました。
戦時下になると、神社信仰が高まり、昭和18年に32年ぶりに獅子舞が復活しますが、7年続いた後、再度中断します。
そして狭山市が誕生した昭和29年に再度復活しましたが、時代の趨勢とともに、次第に中断に追い込まれていってしまいました。
しかし、平成元年に上赤坂自治会館改築により、獅子頭の修復も決定し、獅子舞復活の気運が高まり、数々の難題を乗り越えて獅子舞を復元し、
平成2年3月1日に「上赤坂獅子舞保存会」を発足しました。
保存会発足以来、伝承と毎年の公開を続けた成果が実り、平成15年度には埼玉県より「文化ともしび賞」、埼玉県福祉事業団より「農村地域文化賞」、そして平成17年12月1日には念願でありました「文化財指定」を狭山市より受けることができました。
毎年10月中旬に、『上赤坂まつり』が上赤坂集会所で行われます。上赤坂地区には、神社がないこともあり、毎年このお祭りの中で、上赤坂の獅子舞が上演されます。
お祭りは、午前10時から始まり、カラオケ大会やビンゴゲーム・大正琴の演奏、ハワイアンバンドの演奏に併せたフラダンスなど、いろいろな催しものが行われます。
そして、午後2時頃よりお祭りのメインイベントである上赤坂獅子舞が上演されます。毎年、小さい子どもから大人まで大勢の人が、獅子の舞いを楽しみにしています。
航空自衛隊・入間基地では毎年「入間基地航空祭」を開催しています。首都圏では最大規模の自衛隊による航空系イベントです。